「楽しみ」と「楽しさ」、どっちを使えばいいの?
「週末の旅行が楽しみ」と「旅行するのは楽しい」って、何が違うの?
「このゲーム、めっちゃ楽しい!」って言われた時に、「私も楽しみ!」って返事しても大丈夫?
「楽しみ」と「楽しさ」、この言葉たち、実は違う意味を持っているって知っていましたか?日本語の奥深さを感じますね。この記事では、JPLT Online Japanese Language Schoolのスタッフ Eriが、この2つの言葉の違いを、具体的な例をたくさん使ってご紹介します。日本語学習がもっと楽しくなるはずです。
■「楽しみ」と「楽しさ」の違い
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楽しみ:
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将来起こる出来事に対して抱く、ポジティブな感情や期待を表す言葉です。
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主に名詞として使われ、具体的な対象を伴うことが多いです。
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例:週末の旅行が楽しみだ。、プレゼントを開けるのが楽しみ。
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楽しさ:
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実際に何かを楽しんでいる状態や、その状態から得られる喜びを表す言葉です。
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主に名詞として使われ、抽象的な概念を表すことが多いです。
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例:友達と遊ぶのは楽しい。、音楽を聴くのは楽しさを感じる。
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例文で比較してみよう!
言葉
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例文
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説明
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楽しみ
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明日のパーティーが楽しみだ。
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未来の出来事に対する期待
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楽しさ
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海で泳ぐのは楽しさを感じる。
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現在の状態や経験から得られる喜び
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楽しみ
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プレゼントを開けるのが楽しみでしょう?
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相手に期待感を抱かせる
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楽しさ
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このゲームは本当に楽しいね。
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具体的な体験を通して感じる喜び
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さらに詳しく見てみよう!
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「楽しみ」: 未来志向で、まだ起こっていない出来事に対して使うことが多いです。
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「楽しさ」: 現在志向で、実際に体験していることや、経験から得られる喜びを表す。
■まとめ
「楽しみ」と「楽しさ」、どちらも「楽しい」という感情を表しますが、
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「楽しみ」: 未来の出来事に対する期待
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「楽しさ」: 現在の状態や経験から得られる喜び
というように、少しニュアンスが異なります。
どれを使えばいいの?
どちらを使うかは、どのような状況で、相手にどのようなことを伝えたいかによって変わってきます。
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未来の出来事について話したいとき:楽しみ
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現在の状態や経験について話したいとき:楽しさ
他の言い方は?
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「楽しみ」: 期待、喜び
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「楽しさ」:喜び、快楽
よくある間違い
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「楽しみ」と「楽しさ」を完全に置き換えてしまう
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どちらの言葉も、全ての状況で使えると思ってしまう
■最後に
「楽しみ」と「楽しさ」の違い、理解できましたか?この2つの言葉を使い分けることで、より自然な日本語を話すことができるようになります。
日本語学習は、まるで新しい世界を探検するようなものです。ワクワクする気持ちで、一歩ずつ進んでいきましょう。
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