「ありがとうございます。ありがとうございますした。って同じとしか思えません・・・」
「ある場面で、ありがとうございました!と言ったらちょっと使い方違うよと言われました・・・」
「[ありがとうございます。]と[ありがとうございました。]は何が違うのか、わかりやすく教えてほしいです!」
日本語を学ぶ初心者にとって、「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いを理解することは重要です。以下に、具体的な例とともにJPLT Online Japanese Language SchoolのスタッフEriがわかりやすく解説します。
■「ありがとうございます」
「ありがとうございます」は現在の感謝の気持ちを表します。この表現は、今まさに感謝しているときや、感謝の気持ちを持ち続けている状況で使います。
例文:
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プレゼントを受け取るとき:
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「素敵なプレゼントをありがとうございます。」(Thank you for the wonderful gift.)
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助けを受けたとき:
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「手伝ってくれて、ありがとうございます。」(Thank you for helping me.)
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■「ありがとうございました」
「ありがとうございました」は過去の感謝の気持ちを表します。すでに完了した行為や出来事に対する感謝の気持ちを示します。
例文:
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イベントの後に:
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「昨日のパーティーに来てくれて、ありがとうございました。」(Thank you for coming to the party yesterday.)
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仕事を手伝ってもらった後に:
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「先日のプロジェクトを手伝ってくれて、ありがとうございました。」(Thank you for helping with the project the other day.)
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■具体的な違い
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現在 vs. 過去の感謝:
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「ありがとうございます」は今この瞬間の感謝。
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「ありがとうございました」はすでに完了した出来事への感謝。
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直近の行動に対して:
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現在の感謝: 直前に何かをしてもらったときに使う。
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例: 店員に対して、「ありがとうございました」と言う場合、その買い物がすでに完了していることを示します。
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過去の感謝: 以前にしてもらったことに対して使う。
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例: 友達に過去の助けを感謝するときに、「ありがとうございました」と言う。
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■まとめ:「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いはなんですか?
「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いは、感謝のタイミングにあります。現在進行形で感謝を表すのが「ありがとうございます」、過去の出来事に感謝を表すのが「ありがとうございました」です。シチュエーションに応じて使い分けることで、感謝の気持ちをより正確に伝えることができます。
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