「もうすぐだね~、すぐだね~、って同じとしか思えません・・・」
「誕生日すぐだね、と言ったらちょっと使い方違うよと言われました・・・」
「[すぐ]と[もうすぐ]は何が違うのか、わかりやすく教えてほしいです!」
日本語の学習者にとって、「すぐ」と「もうすぐ」は似た表現に見えますが、使い方と意味に微妙な違いがあります。以下に詳しく説明し、具体例を交えてJPLT Online Japanese Language SchoolのスタッフEriが解説します。
■「すぐ」の意味と使い方
「すぐ」は、非常に短い時間内に起こることや、場所の近さを示す表現です。「直ちに」や「すぐ近く」という意味で使われます。
例文:
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時間に関して:
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「宿題が終わったらすぐに遊びに行けます。」
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「電話をすぐに切らないでください。」
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場所に関して:
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「駅はすぐそこです。」
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「スーパーは家のすぐ近くにあります。」
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■「もうすぐ」の意味と使い方
「もうすぐ」は、少し時間が経った後に何かが起こることを示します。すぐにではないが、近い将来にという意味です。
例文:
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時間に関して:
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「もうすぐ春が来ます。」
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「映画がもうすぐ始まります。」
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イベントや出来事に関して:
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「彼の誕生日はもうすぐです。」
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「もうすぐお昼の時間です。」
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■違いを具体的に比較
**「すぐ」**は、「今からすぐに」という意味で、ほとんど時間が経たないうちに起こることを示します。例えば、「すぐに行きます」は、「今からすぐに向かいます」という意味です。
**「もうすぐ」**は、「少し時間が経った後に」という意味で、今すぐではないが、近い将来に起こることを示します。例えば、「もうすぐ行きます」は、「少し後で向かいます」という意味です。
■具体例での比較
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会話の中で:
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友達と約束している場合
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「すぐ行くよ。」(今からすぐに向かう)
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「もうすぐ行くよ。」(少し時間が経った後に向かう)
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イベントの開始時間に関して:
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映画館での会話
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「映画はすぐ始まる。」(直ちに始まる)
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「映画はもうすぐ始まる。」(少し後に始まる)
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■まとめ: 「すぐ」と「もうすぐ」は何が違うの?
「すぐ」と「もうすぐ」はどちらも近い未来に起こることを示しますが、その時間の長さに違いがあります。「すぐ」は直ちに起こることを示し、「もうすぐ」は少し時間が経った後に起こることを示します。この違いを理解することで、より自然な日本語を使うことができるようになります。
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