「そう思います。そうだと思います。って同じじゃないんですか?」
「ある場面で、そうだと思います!と言ったら使い方違うよと言われました・・・」
「[そうだと思います。]と[そう思います。]は何が違うのか、わかりやすく教えてほしいです!」
日本語を学ぶ初心者にとって、「そう思います」と「そうだと思います」の違いを理解することは重要なポイントになります。それぞれの表現の使い方やニュアンスを具体的な例とともにJPLT Online Japanese Language SchoolのスタッフEriが解説します。
■「そう思います」
「そう思います」は、自分の意見や考えを表すときに使います。比較的主観的であり、自分の感じたことや考えたことに基づいていることを示します。
例文:
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映画の感想を述べるとき:
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「この映画は面白いと思います。」(I think this movie is interesting.)
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議論の場で意見を述べるとき:
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「彼のアイデアは素晴らしいと思います。」(I think his idea is great.)
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■「そうだと思います」
「そうだと思います」は、他人の意見や情報に同意する場合に使います。ここでの「だ」は断定の意味を含み、より客観的な事実に基づいている印象を与えます。
例文:
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情報に基づいて答えるとき:
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「彼は来週出張に行くそうです。」「そうだと思います。」(He is going on a business trip next week. “I think so.”)
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他人の意見に同意するとき:
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「このプロジェクトは成功する可能性が高いと思います。」「そうだと思います。」(I think this project has a high chance of success. “I think so too.”)
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■具体的な違い
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主観 vs. 客観:
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「そう思います」は自分の主観的な意見や考えを表す。
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「そうだと思います」は他人の意見や情報に対する同意を表す。
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ニュアンスの違い:
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自分の意見: 「そう思います」は自分が感じたことに基づいている。
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例: 「この絵はとても美しいと思います。」(I think this painting is very beautiful.)
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他人の意見に同意: 「そうだと思います」は他人の意見や情報に対する同意を示す。
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例: 「彼女は素晴らしいプレゼンターだと思います。」「そうだと思います。」(I think she is an excellent presenter. “I think so too.”)
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■まとめ: 「そう思います」と「そうだと思います」の違いは何ですか?
「そう思います」と「そうだと思います」の違いは、意見が主観的か客観的かにあります。「そう思います」は自分の主観的な意見や考えを示し、「そうだと思います」は他人の意見や情報に対する同意を表します。状況に応じて使い分けることで、より正確なコミュニケーションが可能になります。
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