「[上手]と[得意]って、同じようにに聞こえてしまいます・・・」
「上手と得意は同じなの?と聞いたら、全然違うよって言われました・・・」
「[上手]と[得意]の違いをわかりやすく教えてほしいです!」
日本語には「上手」と「得意」という、似た意味の言葉がありますが、使い方やニュアンスに違いがあります。以下では、初心者の日本語学習者に向けて、この二つの言葉の違いを具体例を交えててJPLT Online Japanese Language SchoolのスタッフEriが詳しく解説します。
■「上手」の使い方
「上手」は、ある特定のスキルや技術が高いレベルにあることを指します。つまり、何かが「上手」という場合、それを実行する能力や技術が高いと評価されていることになります。
例文
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絵を描くことが上手:
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説明: 彼は絵を描くのが上手です。
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意味: 彼は絵を描く技術が高く、綺麗な絵を描くことができる。
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料理が上手:
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説明: 彼女は料理が上手です。
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意味: 彼女は料理を作る技術が高く、美味しい料理を作ることができる。
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ピアノが上手:
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説明: 彼はピアノを弾くのが上手です。
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意味: 彼はピアノを弾く技術が高く、素晴らしい演奏をすることができる。
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■ 「得意」の使い方
「得意」は、ある分野や活動に対して自信があり、他の人よりも優れていると感じていることを指します。「得意」は自己評価の意味合いが強いです。
例文
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数学が得意:
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説明: 彼は数学が得意です。
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意味: 彼は数学に自信があり、問題を解くのが速く正確である。
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歌が得意:
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説明: 彼女は歌うのが得意です。
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意味: 彼女は歌に自信があり、人前で歌うのが好きで上手である。
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スポーツが得意:
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説明: 彼はスポーツが得意です。
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意味: 彼はスポーツ全般に自信があり、特にサッカーが上手である。
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■「上手」と「得意」のより詳細な使い分け
技術的な評価と自己評価
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「上手」 は、他者から見て技術やスキルが高いと評価される場合に使います。
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「得意」 は、自分自身がその分野に自信を持っている場合に使います。
例文の比較
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絵を描くことに関して:
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上手: 彼は絵を描くのが上手です。
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意味: 彼の絵は他人から見ても高い技術がある。
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得意: 彼は絵を描くのが得意です。
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意味: 彼は絵を描くことに自信を持っており、楽しんで描いている。
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料理に関して:
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上手: 彼女は料理が上手です。
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意味: 彼女の料理は他人から見ても美味しい。
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得意: 彼女は料理が得意です。
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意味: 彼女は料理を作ることに自信を持っており、楽しんで料理している。
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■まとめ: 「上手」と「得意」はどう違うの?
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「上手」 は他人からの技術的評価に重点があり、技術やスキルが高いことを意味します。
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「得意」 は自己評価に重点があり、自分がその分野に自信を持っていることを意味します。
これらの違いを理解することで、日本語をより自然に使いこなすことができます。
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